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OBSTETRICS AND GYNECOLOGY

保護中: テスト:循環器内科

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  • 虚血性心疾患
  • 不整脈
  • 心不全

 沖縄協同病院循環器内科では、虚血性心疾患を中心に、心臓弁膜症、心筋症、不整脈など幅広い心疾患の診療を行っています。1983年より冠動脈造影、PCIと、県内でも早期から心臓カテーテル治療に取り組んできました。
 PCIは年間約160-200例を実施しており、その約3-4割が緊急症例です。不整脈に対するカテーテルアブレーションも行っており、ペースメーカーなどのデバイス治療にも積極的に関わっています。外来心臓リハビリテーションも行っており、継続的な患者管理を行っています。県内でもいち早く心不全チームを立ち上げ、多職種で心不全診療に携わっています。心臓外科・血管外科とも連携したハートチーム医療に加え、定期的な専門研修を通じて診療の質向上を図り、安全で安心な医療を提供しています。

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虚血性心疾患について


 心臓は、「冠動脈(かんどうみゃく)」と呼ばれる血管から、酸素や栄養を受け取ることで休まず動き続けています。
 この冠動脈が動脈硬化などによって狭くなったり、詰まったりすると、心臓の筋肉に十分な血液が届かなくなり、さまざまな病気を引き起こします。これらを総称して虚血性心疾患と呼びます。

狭心症

 冠動脈が動脈硬化により狭くなり、心臓の筋肉への血流が不足することで起こります。

主な症状
•胸の痛み・圧迫感
•胸の違和感
•息切れ

特徴
•運動時や階段昇降時に症状が出やすい
•安静にすると改善することが多い

 最近になって急に症状が出現した場合や、症状の頻度・強さが増している場合は、不安定狭心症の可能性があります。これは心筋梗塞の前触れであることもあり、早めの受診が重要です。

急性心筋梗塞

 冠動脈が完全に詰まり、心臓の筋肉が壊死してしまう重篤な病気です。心筋梗塞は突然発症し、迅速な治療が必要で、遅れると重篤な合併症や死亡につながる可能性があります。
 当院循環器内科では、24時間365日体制で急性心筋梗塞に対する緊急治療が可能です。迅速な診断と治療を行うことで、心臓へのダメージを最小限に抑えることを目指しています。

虚血性心疾患
出典:慶応義塾大学 医療・健康情報サイト


特殊な狭心症(INOCA)

 狭心症の中には、冠動脈に明らかな狭窄が見られないタイプもあります。これらは「INOCA(虚血性非閉塞性冠動脈疾患)」と呼ばれ、見逃されやすいため注意が必要です。

冠攣縮性狭心症
•比較的若い方にも発症します
•普段は冠動脈が正常でも、発作時に一時的な血管のけいれん(攣縮)が起こります
•深夜から早朝の安静時に症状が出やすいのが特徴です

 発作には、ストレス、不眠、喫煙、多量飲酒、脂質異常症、自律神経の乱れなどが関与すると考えられています。

微小循環障害による狭心症
 心臓の表面ではなく、非常に細い血管(微小血管)の動脈硬化によって起こる狭心症です。
 通常の検査では異常が分かりにくい病気ですが、近年は特殊な検査により診断が可能となり、適切な治療につながるケースが増えています。

検査について

 症状や危険因子に応じて、以下の検査を組み合わせて行います。
•心電図検査・運動負荷心電図
•心エコー検査
•冠動脈CT検査
•心臓カテーテル検査(CAG/冠動脈造影検査)
•特殊な狭心症の診断のための負荷検査(アセチルコリン負荷試験、微小循環評価試験)

 これらの検査により、冠動脈の状態や心臓の働きを正確に評価し、患者さん一人ひとりに適した治療方針を決定します。

冠動脈CT
冠動脈CT画像

冠動脈カテーテル画像
冠動脈カテーテル画像


 冠動脈CT検査は、入院の必要がなく日帰りで受けることができます。体への負担が少なく、虚血性心疾患の早期発見に有効です。

治療について

病状や重症度に応じて、以下の治療を組み合わせて行います。

薬物療法
 症状の改善や再発予防を目的に、内服治療を行います。

カテーテル治療(PCI)
 細いカテーテルを用いて狭くなった血管を広げ、ステントを留置する治療です。身体への負担が少なく、早期の社会復帰が可能です。
 当院では特殊なデバイス(ロータブレーター・ダイアモンドバック・ショックウェーブ)の使用も可能であり、高度な石灰化のある複雑な病変に対しても対応できます。

外科治療(冠動脈バイパス手術)
 カテーテル治療が難しい場合には、心臓血管外科と連携し手術を行います。当院では内科・外科が連携するハートチーム医療を実践し、必要に応じてハイブリッド治療も行っています。

カテーテル治療



不整脈治療について


心房細動

 心房細動患者は年齢とともに増加し高齢社会の日本において増加傾向であり、総患者数は100万人に登ると言われています。未治療の場合、心不全や脳梗塞といった重篤な病気を合併してしまう怖い病気であり、早期の治療介入が必要です。
 心房細動は肺静脈という肺から心臓に血液を運ぶ血管の組織から異常な電気の興奮が出現し、それが心臓に伝わることで発生します。カテーテルアブレーションでは肺静脈の入り口の組織を囲うように焼灼することで、肺静脈からの電気の伝導をシャットアウトし治療が行えます(肺静脈隔離術)。まれに肺静脈以外からも異常な電気の興奮が発生し、心房細動の原因となるため、当院では肺静脈隔離術に加えた+αの治療も積極的に行い、難治性の症例に対する治療にも挑んでおります。

心房細動


カテーテルアブレーション治療について

 カテーテルアブレーション治療とは、頻脈性不整脈(脈が早くなる不整脈)の原因となる異常な電気信号や電気回路に対してカテーテルを用いて心筋を焼灼し、不整脈の根治を目指す治療法です。これまでは治せなかった不整脈も治せるようになり、近年急速に普及している治療法で主に次のような不整脈が対象となります。

• 心房細動
• 心房粗動
• 発作性上室性頻拍
• 心室性期外収縮
• 心室頻拍 など

対象疾患は多く、それぞれ違った手法の治療が必要となります。

治療の流れ

1. 外来にて精密検査・診察(心電図、心エコー、血液検査、レントゲンなど)
2. アブレーション治療の適応を判断し治療の提案と説明
3. 入院・カテーテル治療の実施 (3泊4日)
4. 経過観察・再発防止のフォローアップ

治療の流れ

早期発見、早期治療介入

 心房細動は、早期に発見し治療介入することにより、合併症の出現や難治性となることを未然に防ぐことが大切です。ただ症状は動悸、めまい、息切れ、胸部不快感など多岐に渡り、また無症状のまま経過する場合も多くあり発見が遅れることもあります。近年、使用しやすくなったパッチ型の1週間ホルター心電図やスマートウォッチ等の早期診断に役立つデバイスが多く登場しており、当院ではそれらを積極的に活用することで早期診断ができるよう努めております。診断がついていない状態でも当院にてしっかりと精査しますので気軽にご相談ください。

ホルター心電図、スマートウォッチ

心臓デバイス治療

 徐脈性不整脈(脈が遅くなる不整脈)に対する治療も積極的に行っております。脈が遅くなり症状がある場合はペースメーカー植え込みが必要となります。従来のペースメーカーに加え、リードレスペースメーカーも活用し、それぞれの患者様に合わせた心臓デバイスを選択するように心がけております。また、植え込み型除細動器(ICD)や心臓再同期療法(CRT)といった、多機能心臓デバイスによる治療も行っており、突然死リスクが高い方や重症な心不全の患者様に対しても心臓デバイス治療を行っております。



心不全について


 心不全とは、心臓の働きが弱まり体に十分な血液や酸素を送れない状態のことです。全身に血液がたまり、息切れや呼吸困難、むくみなどの症状が出ます。ひどい場合は、動くこともしゃべることもできず、救急車で搬送されてくる場合が多いです。

予後

 本邦のデータによると、心不全で入院した際の院内死亡率は約10%、1年間の死亡率は約20%、1年間の再入院率は約30%となっており、医療の発達した現在でも、心不全の経過はよいとは言えません。心不全を一旦発症すると、通常は悪化と回復を繰り返しながら少しずつ進行します。

原因

 心筋梗塞、狭心症、不整脈などの心疾患が心不全の原因になります。また高血圧、慢性肺疾患、糖尿病などさまざまな基礎疾患が影響して発症します。また疾患以外にも、塩分過多、水分過多、運動過多も誘因となる場合があります。

治療

 まず利尿剤で水分や塩分を排出し症状を軽くさせた上で、心臓を保護し、休ませ、長持ちさせる作用のある薬剤を調整します。
 次に、心不全の原因検索を行い、可能であれば、それらに対して侵襲的な治療を行う必要があるかを検討します。
 また、水分過多、塩分過多、運動過多な原因となっている場合は、それらの生活習慣を是正することが重要です。禁煙は必須です。アルコール摂取も適量が望ましいです。上記のように、慢性心不全の管理には、自己管理(セルフケア)が必要になってきます。

心不全チーム

 当院では、県内でもいち早く2019年に心不全チームを立ち上げ、多職種で心不全診療に関わっています。毎週1回、心不全入院患者さんの問題点解決のために多職種カンファレンスを行なっています。看護師により、心不全教育を行い、在宅療養管理を行うための指導を行います。薬剤師により、内服管理状況を確認し、服薬する際の注意点などの指導を行います。リハビリスタッフより、心機能に応じて、過負荷にならないような有酸素運動の指導を行います。栄養士により、減塩を中心に、個々の生活に即した食事指導を行います。社会福祉士により、在宅療養を行うにあたって、必要な社会資源や制度などを活用できるよう指導します。上記のように、多職種で情報を共有し、心不全患者さんが在宅で自己管理をできるように、患者さん家族さんと一緒に治療方針や療養方針を検討しています。
 また心不全療養指導士の育成にも力を入れており、毎年数名の合格者がいます。病棟、外来、カンファレンス運営など、様々な場面で力を発揮しています。

心不全チーム


心不全手帳

 沖縄県医師会から発行された心不全手帳を活用し、自己管理(セルフケア)を行う際の一助になるように指導します。この手帳を用いて、退院後もかかりつけ医や施設スタッフと情報共有できるように取り組んでいます。

心不全手帳
出典:沖縄県医師会 心不全


ACP

 将来どのような生き方をしたいか、どのような医療やケアを望むかについて、あらかじめ患者さん、ご家族、医療者で話し合う取り組みのことを、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)=「人生会議」と言います。心不全の場合、だんだん病状が進行していきます。その過程の中で、本人らしい人生を送れるよう、本人らしい最期を迎えられるよう、話し合いを積み重ねていくよう心がけています。

ACP
出典:厚生労働省 「人生会議」してみませんか


退院後訪問指導

 現在沖縄県には慢性心不全認定看護師が7人おり、うち1人が当院へ在籍しています。心不全患者さんの自宅退院後、在宅酸素療法が必要になった場合、あるいは高度認知機能低下の患者さんを対象に、当院所属の慢性心不全認定看護師が在宅訪問看護を行なっています。入院中に関わった看護師が、退院後自宅訪問し、本人や家族と共に退院後の生活が不安なく送れているか確認していきます。退院後1ヶ月以内、計5回までとなっています。


診療実績


診療実績

診療体制表

診療開始-受付終了 月 火 水 木 金 土
午前
9:00~12:00
予約
午後
14:00~15:00
予約

代診・休診のお知らせ

お問い合わせ

ご不明な点や治療のご相談は、お気軽に循環器内科外来までお問い合わせください。
患者さん一人ひとりに合わせた最適な治療をご提案いたします。

医師紹介

テスト医師

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