沖縄協同病院
沖縄協同病院産看護部インスタグラム 沖縄協同病院産婦人科インスタグラム

予約・予約変更は平日 13:30~15:30 098-853-1200

電話をかける アクセス・地図
MENU
  • 外来・入院 ご利用案内
  • 診療科案内
  • 病院案内
  • 医療機関の方
  • 採用情報
  • お問い合わせ
  • サイトマップ
  • 沖縄協同病院 看護部 インスタグラム
  • 沖縄協同病院 産婦人科 インスタグラム
HOME>病院案内>施設案内>薬局

薬局

  • 概要
  • 業務実績
  • 主な業務内容
  • チーム医療への取り組み
  • 職員教育について
  • 学会発表、講習会等

薬局概要(2020年7月現在)

職員数薬剤師: 25名(正職 22名、臨時 1名、パート 2名)
助手 :4名
施設基準薬剤管理指導料
無菌調整加算
病棟薬剤業務実施加算1、2
外来化学療法加算2
感染防止対策加算1
緩和ケア診療加算
栄養サポートチーム加算
薬学生実務実習受入施設

業務実績(2019年4月-2020年3月)

処方箋枚数院外処方箋発行率(%) 80.6%
入院処方箋枚数 5,578枚(月平均)
入院注射箋枚数 8,992枚(月平均)
薬剤管理指導薬剤指導件数 542.8件(月平均)
退院指導件数 339.5件(月平均)
無菌調整抗がん剤調整件数 54.8件(月平均)
持参薬鑑別件数 673件(月平均)

2009年6月に新病院移設に伴い外来処方をほぼ院外処方とし、病院薬剤師としての業務を展開してきました。 地域の救急診療に貢献すべく、1年365日、24時間の勤務体制を取っており、休日や夜間には救急受診の患者様へのお薬を調剤しています。近年、病院薬剤師に多くの事が求められてきています。特に医療現場の安全性について重要な役割を果たしていく事が求められています。 患者様に安心・安全な薬物治療を受けていただけるよう、薬剤師一丸となって頑張っていきます。

主な業務内容

調剤業務

薬剤師の最も代表的な業務は調剤です。しかし、現在では、医師の処方せんどおりに薬を正確かつ迅速に調製するだけでは十分とはいえません。薬の有効性、安全性を確保して適正な使用を推進するために、処方された薬に関する副作用や併用している薬との相互作用などについて、患者様の体質やアレルギー歴、これまでの服薬状況等をまとめた記録(薬剤服用歴の記録)と照合したり、患者様との対話で疑問点があれば処方医に照会したうえで調剤することが必要となっています。

薬剤管理指導業務

当院では、各病棟に専任の薬剤師を配置し、入院中の患者様に適切な薬物治療が提供できるよう、様々な業務に当たっています。入院時には、アレルギー歴などの情報を集めることはもちろん、持参薬の鑑別や服薬状況の確認等を行うことで、入院中に安全に薬を使っていただけるよう注意を払っています。退院時にはご自宅や転院先等で困らないように退院時の服薬指導を積極的に行っています。

無菌調整業務

注射剤の混合に際して、細菌などの混入のないように薬局の無菌調整室にて調整を行っている薬もあります。特にリスクの高い患者様に使われる薬や、細菌の繁殖が起こりやすい薬を対象に行います。 当薬局では現在、抗がん剤等の無菌調整を行っています。

DI(Drug Information)業務

医薬品に関する様々な情報を収集し、医師・薬剤師・看護師をはじめとした病院の各スタッフに情報を提供します。薬局ニュースの発行や各職種からの疑問・質問に対して答えられる体制作りをしています。また、医療関係者向けに医薬品に関する勉強会も開催します。

薬品管理業務

医薬品が適正に、また問題なく使用されるために、購入から供給までの管理を薬局で行います。一般医薬品とは区別して、毒薬劇薬、向精神薬、麻薬などの法規制管理も行います。また、医薬品の中には、決まった温度で保管しなければならないものや、光に弱いものもあるため、患者様に安全に使用されるように在庫管理を徹底しています。

チーム医療への取り組み

近年、薬剤師に求められる業務は増え続けており、当院でも様々な場面で薬剤師が活動しています。専門チーム内でも薬剤師が中心となって活躍する場面が増えてきました。当院で薬剤師が積極的に関わっている専門チームについて紹介します。

栄養サポートチーム(NST)

栄養状態と病気は、深く関わっていて、適切な栄養管理が必要とされています。当院では医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、リハビリスタッフがチームとなって入院中の患者様のサポートをしています。NST薬剤師の活動としては、栄養実施計画書の入力や毎週のカンファレンスに参加し、薬の専門家としてチームに貢献しています。

感染対策/抗菌薬適正使用チーム(AST /ICT)

感染症に関わる2つのチームで活動しています。両チームともに、感染症専門医、ICN(Infection Control Nurse)、臨床検査技師、薬剤師が中心となり取り組んでいます。

①抗菌薬適正使用支援チーム(Antimicrobial Stewardship Team:AST)は、抗菌薬(抗真菌薬)を使用する際 、最大限の治療効果を導くと同時に、有害事象をできるだけ最小限にとどめ、いち早く感染症治療が完了できることを目的に活動しています。 毎週のチームラウンドは薬剤師が進行を務め、特定抗菌薬(広域スペクトラムをもつ抗菌薬、抗MRSA薬など)を使用している患者さんを早期に把握し、適切な抗菌薬の選択、投与量および使用期間の最適化等について支援および助言を行なっています。また薬物治療モニタリング(TDM)により、個々の患者さんに最適と考えられる投与方法・投与量を設計し、抗菌薬物治療の最適化に寄与しています。

②感染制御チーム(Infection Control Team:ICT)は、院内の感染症発症および耐性菌の蔓延を防ぐことを目的としたチームです。各種サーベイランスを実施しアウトブレイクの監視を行うとともに、週1回の環境ラウンドにより、院内環境整備や手指衛生・消毒薬の管理および指導を行なっています。また、薬剤師は毎月集計している抗菌薬使用量データを院内感染対策委員会での報告し、感染対策に活用しています。

緩和ケアチーム(PCT)

当院では毎週金曜に緩和ケア回診を行っており、メンバーは医師、薬剤師、看護師、臨床心理士、リハビリ、ソーシャルワーカーが集まり、お互いの情報を共有しそれぞれ専門的な知識や役割に基づいて今後の方針について検討していきます。 緩和ケアでの薬剤師の役割は、患者の症状や治療計画を薬学的視点からアセスメントし、配合変化や副作用などの問題解決につながる薬剤、また緩和ケアにおける特殊な薬剤の使い方(院内製剤や鎮痛補助薬の使用方法など)についての情報提供等が挙げられます。

糖尿病教室

生活習慣病の代表格ともいえる糖尿病は、自覚症状がないままに病気が進行するケースが少なくありません。進行を予防するためには、正しい知識と自己管理法を習得することが重要とされています。そこで当院では、糖尿病を正しく理解し、継続的な治療を行っていくために、各医療スタッフがチームを組んで糖尿病教室を運営しています。スタッフ各々の立場から患者さんを見つめ、問題点の抽出・共有をはかり、相乗的な指導を行うことを目指しています。

癌化学療法

化学療法には患者さん、医師、看護師、薬剤師、その他医療スタッフが協力して行います。その中で、薬剤師は、医師からの使用申請書に基づいて、用法用量スケジュールの確認、抗がん剤の安全な調製、初回治療時の説明・指導、副作用モニタリングや症状に応じて医師への支持療法の提案などを行います。がん化学療法チームの薬剤師はその中心なるほか、レジメン管理や化学療法委員会で重要な役割を果たしています。

小児アレルギー

当院のアレルギーグループでは、外来診療・食物経口負荷試験・研修会などを通してアレルギー疾患で困っている患者さんのサポートを行いながら、アレルギーに対する理解を広められるよう活動しています。構成メンバーは小児科医師、看護師、薬剤師、管理栄養士と多職種にわたります。その中で薬剤師は、患者・家族への吸入薬・アドレナリン自己注射薬・外用薬などの指導、喘息・アトピー性皮膚炎患者の環境整備の説明などを行っています。

職員教育について

医療の世界は常に前進を続けており、また、日々新たに登場する医薬品に対応するためにも、薬剤師には自らを高め続ける姿勢が求められます。当院では、新卒薬剤師や既卒薬剤師が入職する際に行う研修を行うとともに、中堅以上の薬剤師に対しては、学会への参加や認定薬剤師の取得補助など、継続的な教育を提供しています。また、学会等での発表も励行しており、発表を通じて、プレゼン能力の向上も期待しています。まだまだ発展途上ではありますが、これから私たちと一緒に、自らを成長させていきませんか?

認定薬剤師
(2020年7月現在)
日病薬病院薬学認定薬剤師 8名                                  
日本病院薬剤師会生涯研修履修認定 1名
日本薬剤師研修センター認定薬剤師 3名
感染制御認定薬剤師 2名
緩和薬物療法認定薬剤師 1名
小児アレルギーエデュケーター 1名
糖尿病療養指導士 2名
NST 専門療法士 2名
認定実務実習指導薬剤師 3名

外部発表(学会、講習会等)

「乳癌患者の局所治療にMohs軟膏を使用した2症例」
第10回日本緩和医療薬学会年会(2016年6月)
「急性期病院における緩和ケアチーム活動と麻薬使用量の推移」
第22回日本緩和医療学会学術大会(2017年6月)
「抗菌薬投与とClostridioides difficile 感染症発症に関する検討」
第33回日本環境感染学会総会・学術集会(2018年2月)
「当院でのデキストロメトルファン使用実態調査」
第12回日本緩和医療薬学会年会(2018年6月)
「在宅療養を希望されるオピオイド持続皮下注射使用患者のために」奨励賞受賞
第32回沖縄県薬剤師会学術大会(2018年10月)
「沖縄県下における抗菌薬使用密度(AUD) および使用日数(DOT) サーベイランス〜沖縄県病院薬剤師会感染症分科会 多施設共同研究〜」※共同演者
第28回日本医療薬学会年会(2018年11月)
「当院における医療用麻薬初回処方時の予防投与状況実態調査」
日本緩和医療学会 第1回九州支部学術大会(2018年12月)
「緩和薬物療法における薬剤師の役割」
疼痛緩和のための医療用麻薬適正使用推進講習会(2019年2月)
「当院におけるDOAC使用実態調査」
薬剤師セミナー~適正使用とアドヒアランスを考える~(2019年3月)
「当院心不全患者における服薬数と服用回数の現状調査」優秀演題賞受賞
第36回全日本民医連循環器懇話会in北海道(2019年11月)
「入院中の発熱 Part 2 ~2016年はCRBSI..今回は?それとも今回もッ!?~」
2019年度第1回感染症ケースカンファレンス(2019年11月)
「適切な簡易懸濁投与へ向けた薬剤師の介入」
第35回日本臨床栄養代謝学会学術集会(2020年2月)
薬剤師の募集状況について
病院見学 申し込みはこちら

≪ 外来

病院案内 ≫

  • お問い合わせ
  • ご利用案内
  • 個人情報保護方針
  • サイトマップ
                   沖縄協同病院

〒900-8558 沖縄県那覇市古波蔵4-10-55 TEL:098-853-1200(代) FAX:098-853-1212(総務課)

© 2022 Okinawa Kyodo Hospital.