病院長からのメッセージ
新しい知識と技術習得に努め、「親切」「安全」「安心」の医療を提供できるよう心掛けてまいります
令和元年10月1日から沖縄協同病院の院長を拝命致しました伊泊広二(いどまり こうじ)と申します。1993年に琉球大学医学部を卒業し、脳神経外科医としての診療を通して患者さんや病院を利用する皆様から多くの叱咤激励を頂きながら活動してまいりました。今後も病院を利用する皆様、生協組合員の声をしっかり受け止めて病院運営を行います。
さて、沖縄医療生活協同組合は、戦後の荒廃と劣悪な医療状況の中で、「いのちと健康、くらしと平和を守るために」「いつでも、どこでも、だれでも良い医療が受けられるように」との県民の願いを出発点に、組合員でお金を出し合って1972年10月に沖縄医療生協が設立されました。医療生協は、地域の人びとがそれぞれの健康・医療・介護とくらしにかかわる問題をもちより、組織をつくり、医療・介護の事業所を運営している、生協法に基づく住民の自主的組織です。
当院は1976年3月に豊見城市真玉橋に開院し、2009年6月より現在の那覇市古波蔵に急性期病院として新築移転いたしました。病院を利用する多くの皆様、組合員の皆様に支えられながら、この10年で那覇南部地域の急性期医療を担う総合病院へと成長させていただきました。今後も信頼される、最善の治療が提供できる病院となるよう、病院経営と診療を両立し実践してまいります。 どうぞよろしくお願いいたします。
沖縄協同病院 院長 伊泊 広二