ME管理室
概要 ~臨床工学技士のお仕事~
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安全性の確保と医療の質の向上に努めています
当院の臨床工学技士は、2009年6月より2名でスタートし2010年4月には3名体制になっている。
ME管理室/血液浄化部/人工心肺/ICUでの急性血液浄化、補助循環。の4部門にわかれ、各セクションンの業務をこなせるように他科と連携して業務を行っています。
また医療機器がなんどきでも使用できるよう始業点検や保守点検を行い安全性の確保と医療の質の向上に努めています。
これまでの様々な治療方法
- 心補助(人工心肺、IABP、PCPS、ペースメーカー)
- 腎補助(HD、HDF、HF、CHDF、CHF、CHD、HFCHDF、ECUM、AFBF)
- 肝補助(血漿交換、ビリルビン吸着、DFPP、LCAP、腹水処理、DHP)
- 肺補助(人工呼吸器、ECMO)
- その他(PMX、低体温療法)
業務紹介
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血液透析施行中
- 血液浄化療法部
当院の特徴は急性期病院として近隣施設から、維持透析患者の脳出血、消化管出血、心カテ、PCI、PTA、PTX、心臓手術、シャント作成、等の治療を行い臨時透析を施行しセンター病院としての役割を担っている。 透析装置は全台HDF装置(AFBF対応機種)6台と個人用RO装置3台あり病棟出張透析にも対応しています。透析対応は火木土、2クール、月水金1クール、最大14名まで受け入れ可能。透析の開始から終了までの機械管理操作、保守点検を行う。 - ME管理室
医療機器は管理ソフトに登録して中央管理しています。新規から廃棄までを保守点検し管理しています。またメンテナンス講習会にも積極的に参加しています。当院のRSTチームに参加し呼吸回診も行っています。 - 人工心肺業
3名の技士で人工心肺を操作しています、定期手術が無い時はME管理室や血液浄化室で業務しています。 - ICU業務
ICUでは透析患者の検査や手術目的の臨時透析対応や、急性血液浄化対応、心肺停止症例に対する、PCPS、IABP、低体温療法にも対応し、ARDSに対する人工呼吸管理、ECMOや、ハイフローCHDF等も施行しています。 - その他
オンコール体制、(5時~11時、11時~朝8時30分、土曜11時~月曜朝8時30分)
ペースメーカー外来(月2回、第二、四、水曜午後)
RST回診(週1回、毎水曜日午後)
- 血液浄化療法部
2009年度実績
- 保守管理業務 臨床支援業務
- 始業点検 定期点検 HD 747件
- ベンチレーター 153回 5台 ECUM 17件
- 輸液ポンプ 36回 29台 HF 53件
- シリンジポンプ 15回 15台 HDF 169件
- PCPS 33回 CHDF 121件
- IABP 51回 人工心肺 9件
- 除細動器 2台 低体温療法 7件
- RO装置 328件 血漿交換 25件
- 透析装置 986件 腹水処理 25件
- CHDF装置 181回 2台 ビリルビン吸着 3件
- 人工心肺装置 9回 ペースメーカー外来 3件
- PCPS 33件
- IABP 51件
- エンドトキシン吸着 16件
- LCAP 5件
- RST回診 10回
- 学習会参加 6回
- RST委員会 7回